採用!!! 真空トリプルガラス!!!APW330
こんにちは 松原です。
本当に今年は花粉がひどいようですね、普段は大丈夫な松原の目も、今年はカユカユです。
鼻はちょっとだけつらいくらいですのでまだいいほうかな?
花粉を減らすためにも、日本の山林の材木の利用促進が進むことを願います。
さて、今日は皆様にとって朗報となります。
先般のブログでもちらっとお伝えしておりましたが、エムズの高性能住宅が、
さらなる高性能を目指し、住まいの中で一番断熱が弱くなる部分である
「サッシのガラス部分の性能強化」を目論んでおりましたが、
先日正式にメーカーさんのご協力の下、正式に採用できる運びと成りました。
真空トリプルガラス
読んで字のごとく、3重ガラスの1層が真空状態になっているものです。
詳しい仕様は以下のとおり
①樹脂フレーム
樹脂はアルミに比べ熱伝導率が約1,000分の1。高い断熱効果を発揮します。
- ②真空層
ガラスとガラスの間の0.2㎜の真空層が強力な断熱効果を発揮。
微量な分子しか存在しない真空中では熱伝導がほぼゼロになり、
対流による熱の移動も起こりません。
③Low-E金属膜
太陽の熱が地球に届くように、真空中でも熱エネルギーは「放射」によって伝わります。
この放射熱を反射させ伝わりにくくするための金属膜がガラスの内側に
コーティングされています。
④アルゴンガス層
ガラスとガラスの間にアルゴンガスを充填。空気に比べ熱伝導を約30%抑えます。
⑤樹脂スペーサー
ガラスとガラスをつなぐスペーサーは従来アルミ製が一般的でした。
樹脂にしたことでガラスエッジからの熱伝導を抑えます。
—–以上YKK様 HPより転載---
現在のエムズの標準仕様は、上記の②がない仕様のもので、
樹脂サッシAPW330+LowE+アルゴンガス+樹脂スペーサー(準防火では不可)
となり、細部に渡り断熱強化モデルとなっておりますが、さらに真空トリプルを
採用できるとなると、 ムフフ・・・・ な快適性が叶うと予測します。
なぜ真空ガラス層なのか?を簡単に説明しますと、空気は常に動きます。
空気が動くと空気が熱を運びます。空気がうごけば熱も動きます。
この現象を「対流」といいますが、空気が動かなければ(真空であれば)
熱も移動しにくいという理屈です。
実際に、壁に貼るパネルが真空になっている断熱製品も実際には
発売されておりますが、なかなかまだまだ普及にいたりません。
めっちゃ高いからですね。
そんな事情もあり、真空トリプルガラスも発売から数年は経過しているかと
思われますが、高いこともあり、また、お住まいを建てる方々があまり
興味を示さない?ので、なかなか普及に及びません。
ある意味、我々プロが一般のユーザーさんにこういったものを
紹介していかなければなかなか普及にいたらないもの事実です・・・汗
とにかく、結論!
なんと、今までのエムズの標準仕様から約20%アップになりますが
非常に割安に採用ができるようになりました。
(実価格で言えば、一般的なお住まいで20~30万くらいでしょうか?)
エムズの上位グレードには標準採用とする予定です。
(カタログ改定時期は未定)
メーカーさんの 「特別仕様」 を 「エムズの標準仕様」へ!
一般的に普及していけば、更にコストダウンができることは、
市場原理を考えれば期待できるはずです。
思い出せば、初めにAPW330を標準仕様にしたことも、業界では
かなり早いほうだったと思います。
かれこれ5年くらい前でしょうか?YKKの支社長さんが現場をわざわざ
視察に見えたくらいです。
まだまだ採用が少ない商品でしたが、今では高性能なお住まいには
当たり前になりました。(時代の流れって早いですね~)
今回の試みも、業界全体の高性能化を牽引することにつながればと
考えております。
とにかくもっと手の届き易い価格にした~い!
と心底思い叫びたい、今日この頃です。
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